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組織の概要

全日本自治体退職者会は、自治体等ごとにつくられている単位退職者会(単会)が集まってつくった全国組織です。都道府県ごとに自治退都道府県本部(県本部)をつくっており、2025年5月31日現在全国で47県本部、534単会、約22万8千人の会員がいます。

全日本自治体退職者会の組織

(1)組織の現況 (2025年5月31日現在)

534単位退職者会・227,797人

(2)自治退の運営

全日本自治体退職者会は、全国的にも各県本部でも、自治労から物心両面からの支援を受けていますが、自治労とは別の独立した組織であり、自主運営をしています。

(3)定期総会

2年に1回(隔年11月)、各県本部の代議員が集まり定期総会を開きます。ここでは、運動方針や予算を決め、役員を選出します。

(4)中間年県本部代表者会議

総会の開催年にあたらない年に、総会に代わるものとして、11月に中間年県本部代表者会議を開催しています。

(5)役員会

全国規模で選ばれる会長、副会長、事務局長などと、地連ごとに選ばれる理事で役員会を構成し、年に5回程度役員会を開いて自治退の運営や運動推進を決めます。また、総会と総会の中間(7月頃)には県連絡会議を開き、自治退本部と県本部・単会との意思疎通を図ります。

(6)協力団体

自治退は、日教組、JP労組、NTT労組、UAゼンセン、鉄道などの労働組合の退職者会とともに退職者連合(日本退職者連合)をつくっています。
また、自治退、日教組、全水道などの退職者会が集まって地方公務員退職者協議会(地公退)をつくり、毎年9月14日を中心に地方公務員関係3産業別労組とともに高齢者集会を開いています。